森永乳業では、震災の発生直後より被災された方々の救援や被災地の復興にお役立ていただくために、2011年に下記の商品を提供してまいりました。
被災地の自治体等からの要請に従い、日本乳業協会を通じて4月末までに育児用粉ミルク(アレルギー疾患用を含む)を約11,000缶(850g缶換算)被災地へ提供しました。輸送にあたっては、農林水産省などにもご協力をいただき、3月14日には水産庁船舶・東光丸にて8,000缶を輸送いただきました。
当社独自の支援として、岩手県、宮城県、福島県、被災地で活動するNPO、及び当社の物流システムを通じて以下の商品を3月末までに提供いたしました。
乳幼児向け商品 |
長期保存可能品※ |
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ベビーフード80g×2 24,000個 |
牛乳200ml 4,800個 |
※長期保存可能品とは、当社独自の無菌充填製法で製造した商品であり、未開封の状態で長期保存が可能です。当社製品の場合賞味期限は、牛乳は60日、豆腐*は300日、医療食(流動食)は180日、栄養補助飲料は240日です。 (*豆腐は要冷蔵商品です)
営業部門を通して当社及びグループ会社の事業所から被災地の自治体、病産院、老人保健施設等へ乳幼児向け商品、医療食(流動食)、嚥下食、飲料、食品合わせて136,000個を提供いたしました。
当社ではこれまでも災害時には関係省庁と連携の上、育児用粉ミルクなどを提供しております。また、平常時におきましても各自治体への備蓄品の斡旋を行っています。
森永グループ(森永製菓・森永乳業)では、被災地の皆さまの救援や、被災地の復興にお役立ていただくために、日本赤十字社に義援金として1億円寄付いたしました。
森永乳業グループの従業員が自発的に参加し、毎月無理のない範囲での積み立てを実施して寄付金を拠出する自治運営組織「森乳スマイル倶楽部」から300万円、マッチングギフトとして森永乳業も同額を拠出し、合計600万円を日本赤十字社に寄付いたしました。(2011年3月30日)
森永乳業グループおよび森永乳業グループ従業員は、被災地の一日も早い復興を願っております。
当社は各国で育児用粉ミルクの展開を行っています。この度の震災の報を聞いて、インドネシアのカルベ・グループ、パキスタンのユニブランズ社、中国のハルピン森永乳品有限公司より義援金が寄贈されました。「単なるパートナー企業としてではなく、ファミリーとして贈呈したい」「従業員が自発的にチャリティー活動を行いました」というあたたかいメッセージと共に寄せられたご厚意に、心より感謝申し上げます。
※2011年9月30日をもって本サービスは終了いたしました。
妊娠中から学齢期までの妊娠・育児に関する電話相談窓口「エンゼル110番」では、1975年以来85万件もの相談を受けてきました。通常は通話料をお客さまにご負担いただいていますが、このたびの震災以降、不安、気がかりなことの多い被災地の方からの相談を期間限定で通話料無料といたしました。