「腸に届いて、脳に働く？」今、専門家から注目を集める「脳腸相関」。森永乳業は、半世紀にわたるビフィズス菌研究の新たな成果として、ビフィズス菌が大腸を通して脳に働き、記憶力の維持をサポートすることを解明しました。この機能性や商品について、お客様からよくいただく疑問にお答えしていきます。

――　「記憶対策」の輪がひろがっているとききました。

渕本　森永乳業は「記憶応援プロジェクト」という啓発活動を、さまざまな形で展開しています。たとえば、高齢化が進む自治体と共同しての取り組みでは、私自身もセミナーの講師となり、生活習慣の改善などについてお話ししました。このセミナーの参加者に「記憶対策ヨーグルト」を試していただくと、それをきっかけに対策を始める方も多く、手応えを感じました。

尾田　スポーツクラブと協力して「脳腸エクササイズ」を展開中です。これは脳に刺激を与え、腸を活性化させるために、おなか周りを動かすという運動で、「40代からの記憶対策プログラム」としてオリジナルメニューを作りました。

渕本　記憶対策を「自分ごと」ととらえていただくことが一番の課題だと思っています。そのために、70歳以上の方が運転免許更新時に受ける高齢者講習で「記憶対策ヨーグルト」のサンプリングをしています。高齢者講習を受けると、みなさん、ご自分の記憶対策を意識されます。そのときに試飲していただくと、「こんな商品があるのか」と安心感につながり、大変良い評判を頂戴しています。

尾田　「記憶対策サプリ」のお客様にインタビューし、「飲んでよかった」と感じていただいている実体験をうかがい、そうした感想を同梱物として、お届けしています。愛用くださる理由をお伝えし興味をもっていただいて、記憶対策の輪がさらに広がっていくと嬉しいです。
　また、「記憶応援プロジェクト」では、電話で気軽に認知機能の評価を受けられるサービスを展開する会社とも取り組んでいます。精神医療の専門医が中心となって認知機能低下の早期予防にとりくむ「健脳カフェ」（東京）の活動も支援しています。

渕本　健康を維持するためには、毎日の継続がとても大切です。そのためには、まず「おいしいこと」が大前提です。そのうえで健康にどう役立つか。食品会社だからできることにこだわっていきたいと考えています。

渕本　「記憶対策ヨーグルト」のお客様アンケートで最も多いのは、「最近、もの忘れが増えてきた」と訴える声です。一定の年齢を超えると記憶対策に気を付けている方が本当に多いと感じます。

尾田　私の母は、顔は思い浮かぶのに名前が出てこなかったり、人の話を聞いているうちに、自分が何を言おうとしていたのか忘れてしまったりすることがあるなどと気にしていました。

渕本　私の母も70代ですが、私の子どもを含めて孫が10人います。このところ「孫の名前を覚えきれない」とか「大事なことをすぐ忘れる」と言うので、少し気がかりな段階に入っています。

尾田　お客様にうかがうと、「父母にいつまでも元気でいてほしいので、定期購買して贈っている」という方や、「両親のために買ったのをきっかけに自分も飲み始めた」という親子２代の愛用者もおられ、家族を想いやる気持ちが伝わってきます。また、「夫婦でいつまでも仲良く元気で暮らしたいから」という方も多く、家族の健康を改めて考えるきっかけになっていると感じます。
　「不安から家にこもりがちだった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。「記憶対策サプリ」を飲んでビフィズス菌MCC1274の働きを実感し、「気持ちが前向きになり、生活に張りが出た」とか「記憶対策サプリをお守りにしている。もう手離せない」と言っていただくこともよくあります。私たちの商品で、お客様の明るい未来をサポートできて本当にうれしくなります。

尾田　「記憶対策サプリ」の定期購入の人数は2023年4月を100とすると2024年4月は250まで伸びています。オンライン広告を目にとめて「脳に働くビフィズス菌って何だろう？」と興味を持っていただいているようです。

渕本　４月に「記憶対策ヨーグルト」をリニューアルした後、「どちらの店に置いてありますか」といった問い合わせが非常に多く寄せられました。森永の商品を大切に継続して食べていただいているお客さまが本当に多くいらっしゃることを実感しています。