酪農の持続的発展のために
戻る公益財団法人森永酪農振興協会について
日本の酪農家戸数は1963年をピークに、年々減少しています。
経営者の高齢化や担い手不足、飼料価格の高騰や記録的猛暑など、酪農経営の持続性を脅かす多くの要因があります。厳しい環境の中でも、酪農家の皆さんが、安心して経営を続け、発展し続けるような支援活動を目的として1968年に森永酪農振興協会は設立されました。
森永酪農振興協会は設立以来、全国の酪農家が日頃の経営成果を競う、酪農経営発表コンクールを開催してきました。
現在は経営の多様化とともに、優秀な酪農経営を広く紹介する経営発表大会へと形を変えています。酪農先進地であるアメリカやカナダへの視察研修を支援したり、アメリカとカナダから講師を招いて搾乳ロボットをテーマに講演会を行ったりするなど、全国の酪農家の皆さんに向けて最新の酪農情報を発信しています。
2018年、森永酪農振興協会は設立50周年を迎えました。
これを記念して「伝えたい酪農の魅力。乳から広がるおいしい笑顔」と題した50周年記念酪農講演会を開催し、全国各地の酪農家、関係団体、さらには農業を学ぶ学生の皆さんにもお越しいただきました。
講演会では、感動あふれる体験談に加え、品川プリンスホテルの内藤総料理長には、「世界一のティラミス」と題した乳製品をふんだんに使ったティラミスの実演調理も行っていただき、会場の皆さんに召し上がっていただきました。
ご参加の皆さんに酪農、乳製品の魅力を体感いただく場となりました。