酪農家に寄り添って
戻る森永乳業グループはどうすれば酪農家の力になれるのかを考え、良質でおいしい牛乳・乳製品を安定してお届けするため、酪農家の皆さんに寄り添った様々な取り組みを行っています。
牛乳は季節によって乳量や成分が変化します。また、栄養が豊富である反面、傷みやすくもあります。生乳生産量の伸び悩みなど、酪農家の直面する様々な課題に対し何ができるかを考えます。
森永乳業グループは直接酪農家を訪問しています
安全でおいしい牛乳・乳製品をお届けするためには、酪農家の皆さんに良質な生乳を生産してもらうことが必要です。森永乳業グループは、酪農家を直接訪問し、情報提供や意見交換を行っています。直面する課題を掘り下げ、酪農家の皆さんと共に生乳のさらなる品質向上を目指しています。
グループ会社の森永酪農販売㈱では、「安全・安心は健康な乳牛から」をモットーに、飼料の供給や飼養管理の技術面から酪農家の皆さんをサポートしています。
乳牛の健康はどの酪農家にも共通したキーワードです。
酪農家の皆さんが抱いている不安や経営の問題について、一緒に改善策を考える取り組みを行っています。
意思疎通の機会を増やしていくことで、お互いに協調し、信頼関係を築き、酪農家の生産意欲の向上にも貢献したいと考えています。
森永乳業グループは、お客さまと、食を支える酪農家の皆さんとの懸け橋となり、日本の酪農が持続的に発展できるよう努めます。
大切な子牛をお預かりしています
牛乳は、母牛が子牛を産んではじめて生産されます。
牛乳が継続的に生産されるためには、生まれた子牛が育ち、妊娠し、出産する必要があります。これには2年以上の年月が必要で、酪農家にとって大きな負担となります。
森永酪農販売㈱では、少しでも負担が軽減されるよう、酪農家から大切な子牛をお預かりし、出産の前にお返しする、という事業も行っています。
酪農家親子の工場見学会開催
日本の酪農家戸数は年々減少傾向にありますが、このことは乳業会社である私たちにとっても深刻な問題です。
そこで、将来の担い手となる酪農家のお子さんにも、私たちにとって酪農家がとても大切な存在であることを知っていただくために、“酪農家の親子で工場見学会”というイベントを開催しました。
工場見学会終了後、参加した酪農家の方からは、「日々生産した生乳が、どのように加工されているのかを知ることができてよかった。」「厳格な品質管理を行っていることが分かって安心した。」などの感想をいただきました。
お子さんからも「チーズ作りができて楽しかった。」「大好きな牛乳からチーズやヨーグルトができると初めて知った。」「この商品にうちの(出荷した)牛乳が使われているんだ。」といった感想が寄せられるなど、当社グループをより身近な存在として感じていただけたようです。
森永乳業グループは、酪農家に寄り添いながら、持続可能な酪農経営をサポートするための取り組みを続けていきます。