森永乳業の育児ニュース『エンゼル110番レポート92号』
「子育て支援で求めるもの」
森永乳業は、育児における実態や意見などをまとめたレポートを、1993年4月より「エンゼル110番レポート」として発行しています。この「エンゼル110番レポート」は、育児相談窓口「エンゼル110番」にご相談いただいた方を対象に聞き取り調査を行い、その内容を傾向としてまとめたものです。
エンゼル110番は1975年5 月に開設され、2023年5月で48周年を迎えました。今までにお受けした相談件数は101万件以上(2023年12月現在)にのぼります。相談者は主にママですが、パパやおじいちゃん、おばあちゃんにも広くご利用いただいています。
今回の調査では、2023年6月に子育ての経済的支援や共働き・共育ての推進などをこども・子育て政策とした「異次元の少子化対策」が掲げられましたが、実際に子育てをしている世帯ではどのような支援を求めているのかに関し、「支援はもっと充実してほしいか?」「子ども向け・保護者向けに分けて公的・民間に限らず支援やサービスで求めるものはあるか?」という内容で聞き取り調査を行いました。子育て中の方にとっては気になるワードであったようで、たくさんのご意見が寄せられました。
【主な統計結果】
- 子ども向けに求めるものとしては、公園や児童館などの遊ぶ場所の充実を求める声が多い。
- 保護者向けのサービスとして求めるものは、「気軽に子どもを預けられること」が最も多く、また相談先を求める声も多い。
◇エンゼル110番 電話相談運営概要◇
相談対象 妊娠中~小学校就学前まで
相談員数 16名(管理栄養士、心理相談員など)
ウェブサイト http://www.angel110.jp/