2023年07月19日 サステナビリティ

サステナビリティ経営の実現を目指す森永乳業

「自然関連財務情報開示タスクフォース」(TNFD)
“The TNFD Forum”に参画

  森永乳業は、2023年7月にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)※1への賛同を表明するともに、賛同企業が自然資本に関してリスク管理と開示の枠組を構築するために設立された“The TNFD Forum”に参画しました。

※1 TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures) :企業や金融機関が、自然資本および生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価、開示するための枠組みを構築する国際的なイニシアティブのことで、企業や団体などが参加しています。

 森永乳業グループは、コーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」のもと、サステナビリティ中長期計画2030を掲げています。「食と健康」「資源と環境」「人と社会」を軸に活動を行い、7つのマテリアリティ(重要取組課題)ごとにKPIを設定し、課題解決に向けて取り組んでいます。

 当社グループの商品は、乳をはじめ、コーヒー豆、茶葉など、原材料の多くに自然の恵みである農産物を使用しており、生態系を守っていくことが重要な社会課題解決だと認識しています。2022年3月に発表した「森永乳業グループ生物多様性方針」のもと、事業活動における自然に及ぼす影響を把握し、自然資本への負荷低減に取り組むべく、社内外のステークホルダーと協力してまいります。
 今後、TNFDの情報開示フレームワークに基づき、事業と自然資本の関係性(依存度と影響)やリスクと機会の整理を行い、TNFDが推奨する「ガバナンス」「戦略」「リスクとインパクト管理」「指標と目標」の4つの視点から積極的な情報開示を進めていきます。

◆森永乳業グループ 生物多様性方針
<基本理念>
森永乳業グループの商品は乳をはじめ、原材料の多くが自然の恵みである農産物や有用微生物からできています。
これらを育んできた自然に感謝するとともに、生態系を守っていくことは、私たちが事業を継続していくために不可欠と考えています。
急速に失われている生物多様性の保全に向けて、私たちの事業が自然に及ぼす影響を把握し、低減に取り組むことで、
持続可能な社会の実現に貢献します。

<基本方針>
1.世界各地の生物多様性に関するルールを遵守した事業活動を実施します。
2.生物多様性に配慮した持続可能な原材料調達を推進します。
3.生物多様性の保全や持続的利用に寄与する技術の開発・利活用・普及を行います。
4.地域社会をはじめとするステークホルダーと連携を図り、生物多様性に配慮した活動を行います。
5.従業員に向けて環境教育をはじめ、生物多様性の理解促進を実施します。 

◆森永乳業ウェブサイト ~森永乳業のサステナビリティ~
https://www.morinagamilk.co.jp/sustainability/

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