森永乳業の育児ニュース『エンゼル110 番レポート 90 号 』
「2022年年間統計」
森永乳業は、時代とともに変化する育児の理解に役立つことを願い、1993年4月から「エンゼル 110 番レポート」を発行しております。この「エンゼル 110 番レポート」は、育児相談窓口「エンゼル 110 番」への相談内容から、育児に関する傾向についてまとめています。
エンゼル110番は1975年5月に開設し、2023年5月で48年を迎えます。この3年間は、新型コロナウイルス感染症への予防対策として相談体制を縮小する一方で、長年行っている看護学生の実習をオンラインに切り替えるなど対策を実施しました。それでも、相談の電話が鳴らない日はなく2022 年8月5日には累積相談件数が100万件を超えることができました。
9月17日に「100万到達オンラインイベント」を 午前と 午後の 2 回開催し、参加された方からは「知りたいことが聞けてよかった」「自分と同じような悩みを持っている方が多いと気が付き、楽になりました」「説明がわかりやすかった」と好評をいただきました。
2022年の年間統計をもとに、育児に関する傾向をレポートします。
【主な統計結果】
2022年相談件数は8442件、1ヵ月平均は703.5件。1通話の平均時間は17分54秒、年間としては昨年に引き続き再相談が新規相談を上回った。
認知経路はインターネットやインスタグラムをはじめとした「検索サイトなど」が64.6%と年々増加傾向。
相談対象の年齢は1歳以上が全体の56.8%と半数を超えた。
相談内容は「食生活」が最も多く29.1%、次いで「相談者自身」が23.4%。