サステナビリティ経営の実現を目指す森永乳業グループ
バイオマスプラスチックを配合したストローへ切り替えを拡大 石油由来プラスチック使用量削減の取り組み
森永乳業は、石油由来プラスチック使用量削減の取り組みとして、環境に配慮したバイオマスプラスチックを配合※1したストローへの切り替えを 1月から順次切り替えて約96%まで拡大していくことをお知らせいたします。
森永乳業グループは、コーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」のもと、今年度よりサステナビリティ中長期計画2030を推進しています。「食と健康」「資源と環境」「人と社会」という3つのテーマを軸に活動を行い、7つのマテリアリティ(重要取組課題)を通じてサステナビリティビジョンの実現を目指します。また、森永乳業グループ環境方針において、限りある資源の有効活用のため、3R(削減、再使用、再生利用)を推進しています。
プラスチックの削減・有効利用に向けた取り組みに関して、石油由来のバージンプラスチック※2容器の使用量削減やバイオマスプラスチックの採用を進めています。2022年3月以降、一部飲料商品の容器・ストローをバイオマスプラスチック配合品に切り替えました。そして、2023年1月より、飲料商品のストローの対象商品を拡大し、バイオマスプラスチック配合品への切り替えを推進します。
今回の切り替えにより、当社グループのストロー付き飲料の約96%がバイオマスプラスチック配合品となり、年間21トンの石油由来プラスチック削減※3を見込んでいます。今後も環境に配慮した容器包装の使用を促進し、さらなる環境負荷低減を目指し、サステナブルな社会づくりに貢献してまいります。
※1 再生可能な有機資源由来資材を原料に、化学的または生物学的に合成することで得られるプラスチック。バイオマスのもつカーボンニュートラル性から大気中のCO₂の濃度を上昇させないという特徴があり、地球温暖化の防止や化石資源への依存度低減にも貢献することが期待される。
※2 新しい原材料のみを使用して製造されたプラスチック
※3 ストローにおいて(当社調べ)