森永乳業の育児ニュース『エンゼル110番レポート89号』
「2021年年間統計」
森永乳業は、時代とともに変化する育児の理解に役立つことを願い、1993年4月から「エンゼル110番レポート」を発行しております。この「エンゼル110番レポート」は、育児相談窓口「エンゼル110番」への相談内容から、育児に関する傾向についてまとめています。
エンゼル110番は1975年5 月に開設し、2022年5月で47年を迎えます。この2年間は、新型コロナウイルス感染症への予防対策として相談体制を縮小する一方で、長年行っている看護学生の実習をオンラインに切り替えるなど対策を実施しました。それでも、相談の電話が鳴らない日はなく、これまでの相談件数は約99万件(2021年12月現在)にのぼり、2022年半ばには100万件を超えることが見込まれています。
今回は、2021年の年間統計をもとに、育児に関する傾向をレポートします。
【主な統計結果】
2021年相談件数は9,087件、1ヵ月平均は757.3件。1通話の平均時間は17分4秒、年間としては昨年に引き続き再相談が新規相談を上回った。
認知経路は、一昨年半数を超えた「インターネット検索」が64.5%とさらに増加。
相談対象の年齢は1歳以上が全体の55.4%と半数を超えた。
相談内容は「食生活」が最も多く29.2%、次いで「相談者自身」が23.0%と初めて2割を超えた。
◇エンゼル110番 電話相談運営概要◇
相談対象 妊娠中~小学校就学前まで
相談員数 17名(看護師、管理栄養士、心理相談員など)
ウェブサイト https://www.angel110.jp/
フリーダイヤル 0800-555-110