~“からだを、中から強くする”機能性素材“ラクトフェリン”~
「ラクトフェリンの呼吸器感染ウイルスに対する作用」総説論文発表のお知らせ
ラクトフェリンは、1939年にデンマークの科学者により発見されて以降、世界中の研究者が精力的に研究を行い、連日のように論文を発表している注目の機能性素材です。森永乳業では、母乳に近い機能を持つ育児用ミルクの開発に取り組む中で、母乳、特に初乳に多く含まれるたんぱく質であるラクトフェリンに着目し、1963年にラクトフェリンに関する研究報告を発表して以降、学会や論文等でその有用性に関する報告を行っています。
このたび、ラクトフェリンと呼吸器感染症に関する国内外の研究成果をまとめた総説「ラクトフェリンの呼吸器感染ウイルスに対する作用」が、雑誌「薬理と治療」2020年4月号(4月28日)に掲載されることとなりましたので報告いたします。
■総説
以下、References参照
「薬理と治療」: ラクトフェリンの呼吸器感染ウイルスに対する作用
Effects of lactoferrin on viruses of respiratory infections
■森永乳業とラクトフェリンの取り組み
森永乳業は1986年にラクトフェリンを育児用ミルクに添加するなど、ラクトフェリンの研究と商品への応用を進めてまいりました。現在では、世界の多くの企業がラクトフェリンを育児用ミルクだけでなく様々な食品に利用しています。また世界中の研究者達が、ラクトフェリンの人の健康への効果を研究しており、当社としても今後も多くの研究者、医師、及び大学等の研究機関と協力してラクトフェリンの様々な機能について研究を進めていく予定です。