森永乳業の育児ニュース『エンゼル110番レポート第83号』
「子連れ外出事情」 ―――― ママ100人に聞きました ――――
森永乳業は、時代とともに変化する母親像の理解に役立つことを願い、1993年4月から「エンゼル110番レポート」を発行しております。このレポートでは、育児相談窓口「エンゼル110番」*への相談内容から、育児に関する傾向についてまとめています。
* エンゼル110番とは
「子育て奮闘中のお母さんたちのお役に立ちたい」という思いから、1975年5月に開設した育児相談窓口で、2019年5月に45年目を迎えました。
「エンゼル110番レポート 第83号」では、1999年の「子連れのお母さんが見た街づくり」(第25号)、2009年の「ここが困った!子連れ外出事情」(第56号)と同様に、「子連れ外出事情」をテーマに、電話によるアンケート調査を実施しました。過去二回の結果からは、施設面の不備や街の中のさまざまな障害のために、ママたちの行動範囲が狭められている状況がうかがえました。前回の調査から10年。ママたちにとって、街は子育てにやさしくなっているのでしょうか?最近の子連れ外出をとりまく状況をリサーチしました。
【主な調査結果】
・車の利用は約25%減っていたが、子連れ外出するときの主な交通手段は前回同様に「車」や「徒歩」が多数を占めており、依然として交通機関は利用しにくい。
・施設によっての格差は大きいものの、子連れ外出をサポートする設備やサービスが充実する施設も増えてきている。
・授乳場所やおむつ替えスペースなどの情報は事前に調べて、使いやすいところを外出先に選んでるママもいる。
◇エンゼル110番 電話相談運営概要◇
相談対象 妊娠中~小学校就学前まで
相談員数 21名(保健師、管理栄養士、心理相談員など)
ウェブサイト http://www.angel110.jp/