杉浦 康祐 経歴 1982年生まれ。服部栄養専門学校ハイテクニカル経営学科卒業。 2001年株式会社ワンダーテーブル「Lawry's the prime rib tokyo」にて サーヴィスからマネージメント業務まで幅広く経験。 2006年株式会社eatwalk入社。「Pasta House AWkitchen」新丸ビル店をはじめ多くの新業態立ち上げに参画。スーパーバイザーや統括本部長、ビバレッジ統括を担う。2016年株式会社AKIRA Fusion Cuisine入社。 統括本部長 兼 こうもと支配人 として「銀座六鷽燈」「こうもと」「海栗とワイン TSUKIHI」など多業態をマネージメント。 2018年株式会社Dreamtime Partnersを創業。 2019年3月「こうもと」にて独立。 現在に至る。<保有資格> J.S.A.認定ソムリエ/J.S.A.認定SAKE Diploma/C.P.A.認定チーズプロフェッショナル/N.B.A.認定バーテンダー/S.S.I.認定焼酎アドバイザー/ クラフトビア・アソシエーション認定ビアテイスター/日本アクアソムリエ協会認定アクアソムリエ/一般社団法人IMSAメートル・ド・テル
ソムリエが旨さを実感 ワインを楽しむ 無垢の濃厚な余韻
「チーズの味わいが豊かで雑味がまったくなく、 驚くほど長く続く旨みの余韻は、無垢ならではですね!」と語る ソムリエ兼チーズプロフェッショナルの杉浦康祐さん。 今回は、無垢とワインの相性、さらには今話題のペアリング についてもお話しいただきました。
無垢は、想像以上に「チーズの濃厚な余韻」が残りますね。 「雑味を一切感じない」のも独自の無垢製法(特許出願中)からきていると 知りさらに驚きました。 レモン果汁がチーズのうまみ成分を引き立てているのだと思います。 食感もとてもなめらかで、奥深さとシンプルさが交わっている味わいですね。
それぞれの味についてですが、ゴーダは、とてもバランスよい味わいで、 女性に好まれるのではと思いました。 そして、チェダーは少し塩気が強く、力強い味わいなので、男性に好まれるという印象です。
ゴーダ、チェダーともに、口に入れた時には自然とワインを欲してしまいましたね。
無垢は、おつまみとしてワインと合わせるのが楽しくなる商品だと思います。 最近、レストラン業界では、料理に合わせてワインを「ペアリング」することが盛んにおこなわれています。 ペアリングの中でも、一歩踏み込んだ相性の良さを見つけることができると、 何倍にも味わいが豊かになります。
まず、無垢を口にいれた時点ですぐに噛むのではなく、少し舌の上で転がしてみて ください。 舌のどの部分でどんな味覚を感じているのか、ということがわかってくると思います。 そして、無垢の濃厚な旨みと余韻を感じながらワインを飲むことで、 ペアリングの相性を感じることができるのです。
無垢製法には レモン果汁が使用されているので、柑橘系の香りがするワインとのペアリング相性はかなり良いと思います。 ボトルの後ろで、柑橘系の香りというキーワード を発見してみてください。
雑味がなく、味わいの余韻が長く続く無垢は、いろいろなワインとのペアリングを楽しむことができます。 ワインとともに味わう食卓では、シンプルに食べるだけでも十分魅力的ですが、ときには、生ハムやドライフルーツなどと一緒に、又は少し温めてみたりとアレンジもおすすめです。 その時々で、ワインとの新しい出会いがあるでしょう。 ぜひ、日常の生活の中で、気軽に無垢とのワインペアリングを楽しみ、無垢に合うベストワインを見つけてみてください。