環境への取り組み
環境報告2000

image 廃棄物の再資源化と有効利用
産業廃棄物の排出量、再資源化率、最終処分量
産業廃棄物のリサイクル率は年々高くなっています。1999年度の再資源化率は1998年度に比べ約5ポイント向上し、71%になりました。
埋め立て最終処分量は年々低下し、1999年度は廃棄物発生量の約9%となっています。
産業廃棄物を発生種類別にみると、排水処理施設から出る汚泥が全体の約32%を占めて第一位です。次いで液体残渣、固体残渣(コーヒー滓ほか)となっています。

産業廃棄物の排出量、再資源化率、最終処分量(埋め立て量)の推移(1991年度~1999年度)image
汚泥
脱水してコンポスト肥料化により60%を再資源化しています。また、排水処理汚泥の発生抑制技術開発に取り組んでいます。
固体残渣
コーヒー紅茶の抽出工程から排出する固体残査は水切り後、土壌改良対策に再資源化するなど処理し、再資源化率は98%以上となっています。コーヒー滓の一部は消臭効果があるので、酪農家で敷料として利用されています。
液体残渣
余剰品、テスト製造時の残量などから発生する液体残渣は、飼料化、焼却処理、など処理を委託しています。
紙屑
ダンボール箱の再使用、プラスチック製専用コンテナ化等により外包装を削減しています。
また、ガラスビン、缶、プラスチック容器などの大型化、タンクローリーや輸送用コンテナに よるバルク化を実施して、原料容器の廃棄物削減に努めています。
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