体外診断用医薬品
インフルエンザウイルス抗原検出キット
「ゴールドサインFLU」 11月17日(月)より新発売のお知らせ
森永乳業は、鼻腔拭い液中A型およびB型インフルエンザウイルス抗原検出キット(体外診断用医薬品)「ゴールドサインFLU」を11月17日(月)より、全国の医療機関向けに発売いたします。
当社は長年、お子さまからご高齢の方まで、幅広い年代の方々の健康維持に貢献できる食品の開発・販売を行ってきました。また、排卵日検査薬や妊娠診断補助試薬など、産婦人科領域を中心とした体外診断用医薬品の研究開発および販売も30年以上にわたり行っております。
そしてこのたび、より多くの方の健康維持に貢献したいとの思いから、新たな診断薬として、鼻腔拭い液中A型およびB型インフルエンザウイルス抗原検出キット「ゴールドサインFLU」を発売いたします。
インフルエンザは、日本では主に冬季に流行する呼吸器感染症で、毎年多くの重症患者が発生しています。治療には抗インフルエンザ薬が使用されますが、発熱から48時間以内に投与しないと効果がないため、迅速に診断を行う必要があります。
「ゴールドサインFLU」は、イムノクロマト法*を原理とし、抽出液をテストプレートに滴下後、陽性検体は1分から、陰性検体でも8分で判定可能なキットです。陽性検体の90%以上が5分以内に判定でき、発熱から12時間以内では81.5%が検出できることを確認しております。一般的に感度が低いとされているB型でも、感度が高い結果が得られており、現在ヒトで確認されているすべての型のインフルエンザウイルス抗原の検出ができることも確認しております。
*イムノクロマト法・・・免疫測定法の一つ。試験紙上で抗原抗体反応を行い、試験紙の発色によって抗原を検出する方法。