2014年04月11日 研究開発

口腔衛生素材オーラバリア(R)(ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ)の研究開発 ~日本農芸化学会2014年度大会トピックス賞受賞演題のご報告~


 ラクトフェリンおよびラクトパーオキシダーゼは、ともに乳や唾液に含まれる抗菌成分であり、生体防御や口腔衛生に働くと考えられています。森永乳業では、ラクトフェリンとラクトパーオキシダーゼの機能性に着目し、口臭や歯周病に対する臨床効果を検証してきました。
 今回、ラクトフェリンとラクトパーオキシダーゼを配合した口腔衛生素材オーラバリア(R)を開発し、「日本農芸化学会2014年度大会(3月27~30日、明治大学)」で以下の研究成果を発表いたしました。
 ① ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ含有粉末組成物の抗菌作用および口臭抑制作用
 ② ラクトパーオキシダーゼシステムによる揮発性硫黄化合物産生抑制作用機構
 このうち、①の発表が「日本農芸化学会2014年度大会トピックス賞」を受賞いたしました。トピックス賞は、社会的インパクト、農芸化学らしさ、科学的レベルなどの観点のもと、日本農芸化学会大会実行委員会と広報委員会によって選定されます。本大会では約2,000題から本研究を含む27題が対象となりました。


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