<ノロウイルスに関する実態調査>
ノロウイルス感染経験8人に1人、20代が最多
効果がうすい対策を過半数が有効だと認識
“身体の中から”の対策に約8割が期待
森永乳業は、乳由来のたんぱく質であるラクトフェリンに関する研究を実施し、2013 年で 50 年目を迎えました。当社では現在、ラクトフェリンの感染防御作用、特にノロウイルス感染性胃腸炎に対する作用について研究を進めております。そこで本格的に流行する季節を前に、ノロウイルスに関する実態と予防の意識を明らかにするために、全国の20~70代の男女を対象に調査を行いました。
本調査を通じ、従来の対策法に加え、“身体の中から”の予防法が広く認知され、浸透することを願っております。
<調査結果>
1)ノロウイルスに感染したことがある人12.8%、20代が最も高く24.5%
>家族が感染したことがある人は15.6%
2)最も多い感染経路は、自身「自分の子供」、家族「学校・職場」
学校で感染した子供から家族への二次感染が多い現状
>子供がいる人の感染経験は、いない人の約3倍
3)完治するまでの期間は3~5日が約7割
>感染者の7人に1人は「入院したことがある」という回答も
4)予防法について高い関心も、「有効だと思う予防法」では、効果がうすい方法が過半数
>効果がうすい「アルコール消毒」が有効だと思っている人54.0%
>予防を始める時期は4人に1人が「流行し出してから」
5)予防策として食事に気をつけたことがある人は29.6%
“身体の中から”の予防はこれからに期待
>食事で予防できる方法があれば対策をしたい人約8割