2011年06月15日 お知らせ

“食品を捨てる行為”主婦のほぼ全員が「後ろめたい」と回答

一方で「未開封のまま廃棄」は震災後であっても2割超 「賞味期限が長い食品」/「ロングライフ製品」に8割が高い関心


森永乳業株式会社(本社:東京都港区)は、2011年3月及び5月に全国の20~40代の主婦400名を対象に、震災後の「食べ物」に関する意識についてインターネット調査を実施しました。震災後、「食べ物」についての意識の変化としては、約9割が「食べ物のありがたみを感じるようになった」と回答しました。しかし一方で、「食品を未開封のまま賞味期限が過ぎて廃棄したことがある」という質問に対しては約2割が「未開封で捨てたことがある」と回答(震災前実施調査より約5%低下)。さらに、現在食品に求めていることについて、価格・味のほかに「賞味期限が長いこと」が上位にあがっていることから、震災以降、食品の“長持ち”に対する関心が高まっていることがわかります。

以上を受けて食品ビジネスの専門家である日本大学生物資源科学部教授・清水みゆき先生は、「これまでの日本人は日付表示を強く意識した“フレッシュ志向”が強い傾向にありましたが、今後はそれに加え“賞味期限がより長い食品”のニーズが高まってくると予想します。それには、たとえば風味や安全性を損なわず賞味期間も長い、保存料不使用の『ロングライフ製品』といったものを生活にうまく取り入れることで対応できるのではないかと考えます。」とコメントしています。

森永乳業では、約40年前から無菌充填技術による独自の「ロングライフ製法」の開発に取り組んでまいりました。「ロングライフ製法」は、食品と容器の滅菌を別々に行い無菌環境化で充填、包装することで、保存料不使用で風味はそのままに、長期の保存を可能にした技術です。常温保存で賞味期間が60日間の「森永牛乳(200ml)」や、冷蔵保存のチルドカップタイプのコーヒー飲料「マウントレーニア」、「牛乳プリン」などのカップデザート、賞味期間が10ヶ月の「絹ごしとうふ」、さらには“おいしさ”を追求した医療食(高栄養流動食)などさまざまな商品に応用しています。
森永乳業では、このような「ロングライフ製品」を通じて、お客さまの新しい価値基準である「長持ち」にお応えすることで、ご家庭での食べ物のムダの抑制や、災害時の備えとして、広く社会に貢献してまいりたいと考えております。

【ロングライフ技術に関する詳細情報】
ホームページ:「森永乳業の品質・安全」も合わせてご覧下さい。
http://www.morinagamilk.co.jp/learn_enjoy/quality_safety/


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